子どものオムツかぶれにアズノール軟膏を処方してもらっていました。

アズノール軟膏

私は38歳の女性看護師です。アズノール軟膏は病院でよく使う軟膏ですので、職業柄使用することが多々ありました。

個人的には、子供が生まれてから子供に使用することが多くありました。
子供がオムツをしていた頃、オムツのムレやウンチで肌がかぶれること(オムツかぶれ)が時々ありました。
特に小さい子供の場合、肌がデリケートなため、あっという間に悪化してしまいます。
しかもオムツは外すわけにはいかないため、ムレる一方。

オムツかぶれは特に子供が病気の時に起こりやすかったので、子供が病気の診察の時に「アズノール軟膏も処方お願いします。」と伝えると処方してもらうことができました。
ちなみに、お尻にかぶれが無いときでも「オムツがかぶれやすいので、かぶれた時に使いたい。」と言えば、大体の医師は処方してくれることが多いです。
アズノール軟膏はよく使われる薬なので、病院から処方してもらえる場合が多く、多くの調剤薬局にある軟膏です。
なので、簡単に入手は可能です。

アズノール軟膏は、子供のお尻がただれている時によく使いました。オムツ交換でお尻を拭いた後に軟膏を塗ってオムツをするのみ。お尻のかぶれが強い時期は、オムツ交換のたびにアズノール軟膏を塗ってあげた方がかぶれの治りが早いです。
子供の場合はかぶれが悪化しやすい反面、薬を塗れば早く治るので、アズノール軟膏を塗った3日後には綺麗に治ることが多かったです。

アズノール軟膏は少し油分が入っているため、お尻に塗ってオムツをするとウンチや尿をはじいてくれるため、お尻の保護をしてくれる役割もあります。そのため、ウンチが酸っぱい臭いになってかぶれそうな時や下痢でウンチが続けて出るなど「いかにもかぶれそうな状況の時」に子供のお尻に塗っておくとかぶれを防ぐことができます。
また、少しお尻が赤い時でも、本格的にジクジクとしたかぶれになる前に塗るとお尻がすぐに治るので、とても便利です。

アズノール軟膏は炎症を鎮める作用があるので、子供のオムツかぶれだけではなく、大人の傷薬としても効果があります。
ただ、気をつけたい点はべたつくことです。サラッとした軟膏ではないので、アズノール軟膏を塗った後にガーゼや絆創膏をしないで直に服や下着を着ると、軟膏が服などに染みついてしまいます。しかも軟膏なので服に付くと少し落ちづらいです。
紙オムツの場合は使い捨てですので軟膏がついても問題はないでしょうが、アズノール軟膏を塗った場所によってはガーゼや絆創膏などで傷を保護することをお勧めします。